第2回

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎日スキルアップ通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━16. 5.18━━━━━━ 情報力は恋愛で磨かれる  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ >  映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」のなかで、主人公の朔太郎は白血病の病状がかなり進んだ亜紀を病院から連れ出し、 世界の中心と言われるオーストラリアの「エアーズロック」に旅立とうとするが、悪天候のため東京行きの飛行機にさえ乗れず、 亜紀は疲労して空港で倒れてしまう。見果てぬ夢の大地となった「エアーズロック」は、オーストラリア大陸の中心部にある一枚岩でできた大きな岩山である。 そこは古くから神聖な山として地元の人に崇められており、世界の中心と言われても納得できる雰囲気を醸し出している土地である。  2人が無人島に一泊旅行をしたときに、廃墟となったホテルの中で未現像のフィルムを見つける。 思い出に持ち帰り現像したところ美しい「エアーズロック」が映っており、2人でエアーズロックに行きたいと思うようになる。 エアーズロックは、偶然見つけたフィルムの中に収められていた風景写真に過ぎず、2人にとってそこに行かなければならない必然性はないのだが、 恋愛の中にある2人はこれを意味のあるサインとして受け取ったのである。 甘くせつない邂逅の中で、2人にとって意…

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第1回目

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎日スキルアップ通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━16. 5.17━━━━━━   出張先で、会議が予定時刻よりも早く終わったので、久々に一人で映画館にでも入ろうと思い繁華街をぶらぶらした。 「ホーンテッドマンション」、「名探偵コナン」・・・どれも入る気がしない。  半ばあきらめかけたときに「世界の中心で、愛をさけぶ」の文字が目に入った。 作者の片山恭一は私と同年代の人で、甘っちょろい若者受けの作品などよく描けるなと思っていたので確かめたくなった。 40代のおじさんが一人で入るにはちょっとした勇気がいる作品だが歩き疲れてもいたので入ることにした。 ウイークデーの昼下がり、興行成績一位であっても地方都市の映画館の中は閑散としている。 アベックがお互いのテリトリーを侵害しないようまばらに陣取っている。 邪魔しないように端の座席をとり腰をかがめ画面を見上げた。  開始から10分ぐらいは過ぎていたが、ストーリーはわかりやすく、目の前で高校生の甘くて切ないプラトニックラブが展開されていく。  しばらく観ていて不思議な気持ちになる。40代が観ても違和感なく懐かしく思えるこの映画が今の若者に受けるのはなぜだろう。  女子高生の40%近くがセックスを経験しているとの統計が出ている現代にあって、甘くて切ないプラトニックなストー…

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