第4回目

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎日スキルアップ通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━16. 5.20━━━━━━ エクセレントカンパニーの条件  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  米国のマッキンゼー社が著した「エクセレントカンパニー(超優良企業)」の出だしを飾るエピソードは印象的である。  著者のトーマス・ピーターズが帰りの飛行機に乗り遅れ 多少心細い面持ちで以前に一度だけ泊まったことがあるホテルに遅い時間に行き、 空きの部屋はないかフロントに尋ねると、フロント係の女性から 「トーマスさん、お久しぶりです!」と声をかけられびっくりしたというものである。  そのホテルは開業して1年でワシントン随一の人気ホテルになった「フォ・シーズン」である。 このエピソードで著者は、顧客の満足を得るために自ら企業文化を体現できるような優秀な人材を 抱える企業は日本だけではなく米国にもあると言いたかったのである。  著者たちの頭にある日本のエクセレントカンパニーには当然トヨタも含まれている。 この著書が記されたのは20年前、日本は世界経済で得意絶頂にあった時代だ。  その後バブルが崩壊して、日本の企業はぼろぼろなまでに自身喪失となり、 中国などの安い労働力に押され、国内でも人件費を抑え、終身雇用を打ち崩し、収支のみを重視する ドライな経営に切り替えていく…

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第3回目

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎日スキルアップ通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━16. 5.19━━━━━━ トヨタの快進撃を支える企業風土 br>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  トヨタが3月決算で1兆円を超える純利益を出すという日本企業として史上初の快挙を成し遂げた。 世界の自動車メーカーどころか製造業の中でも実質世界一の水準である。バブル崩壊後コスト削減や経営改善で 不況を凌いできた日本企業の業績回復の中でトヨタは抜群の成績を残しその象徴的存在となった。 トヨタの好成績は、他の企業のように経営指標を上げるために熾烈なリストラを行使し生み出したものではなく、 「カイゼン」という国際語までになった普段からの生産現場における改善運動や研究開発、設備投資のたまものである。  米国においては、企業を取り巻く利害関係者(ステークホルダー)の中で株主が一番地位が高く、 最高経営責任者といえど、株主の意向には逆らえない。このため、米国型の企業統治(コーポレートガバナンス)は景気が悪くなれば 従業員の首がドライに切られることになる。  また、株主が監視するため経営者の独善は許されない環境にある。 それに対して日本型企業統治は従業員を大事に育て労働の質を上げることに重点をおいているので、 従業員のスキル…

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第2回

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎日スキルアップ通信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━16. 5.18━━━━━━ 情報力は恋愛で磨かれる  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ >  映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」のなかで、主人公の朔太郎は白血病の病状がかなり進んだ亜紀を病院から連れ出し、 世界の中心と言われるオーストラリアの「エアーズロック」に旅立とうとするが、悪天候のため東京行きの飛行機にさえ乗れず、 亜紀は疲労して空港で倒れてしまう。見果てぬ夢の大地となった「エアーズロック」は、オーストラリア大陸の中心部にある一枚岩でできた大きな岩山である。 そこは古くから神聖な山として地元の人に崇められており、世界の中心と言われても納得できる雰囲気を醸し出している土地である。  2人が無人島に一泊旅行をしたときに、廃墟となったホテルの中で未現像のフィルムを見つける。 思い出に持ち帰り現像したところ美しい「エアーズロック」が映っており、2人でエアーズロックに行きたいと思うようになる。 エアーズロックは、偶然見つけたフィルムの中に収められていた風景写真に過ぎず、2人にとってそこに行かなければならない必然性はないのだが、 恋愛の中にある2人はこれを意味のあるサインとして受け取ったのである。 甘くせつない邂逅の中で、2人にとって意…

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